VaMのキャラメイク(Japan)TwitterやMaF製なども参考に

VaMで、肌スキンや眼の色を変えたり、服や髪をセットする方法を覚書してみたい。

VaMは、VR機器を使うと楽しく遊べるのだが、キャラメイクに限っては普通のディスプレイ+マウスを使ったほうが、断然効率が良いと思う。

VaMのキャラクターメイク方法を解説

人間型オブジェクト用メニューの出し方

キーボードを「ue」と押した時に出てくるメニューで、キーボードの「n」(下の図の1のアイコンのショートカット)を押す。
キーボードをu→e→nと押して、メニューを出す。なお、既にメニューがでてるときに押すと非表示になるので注意。トグルになってるということだな。人間型オブジェクトが複数ある場合は、PersonとかPerson#2とかの表示に気をつけて。

スキンの設定方法

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)にて、Skin Selectをクリックし、好きなスキンの□をクリックする

スキンを選ぶと同時にUV(テクスチャの貼り付け位置が決まる情報)も同時に変更されれるってことを、一応覚えておこう。

目の色の変更方法

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)で、Iris Matrialsを選択。
Iris(瞳)のメニューが出てくるので、図の3番のTexturesをクリック。図の4番のスライダーをドラッグするか、Color xと書いてあるプルダウンメニューから色を選ぶ。

色の名前は、Color 4とかColor 15とかで何色だかわかんないので、スライダーをドラッグして、眼の色を確認しながら変更するのがいいだろう。

赤、青、緑、灰色、赤など微妙な違いの色がものすごい数用意されている。

メイク(化粧)、ネイルの色の変え方

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)で、Skin Materials 1を選択。
Face(メイク)、Nail(ネイル)のスライダーをドラッグするかもしくは、プルダウンメニューを選ぶ

メイク、ネイルのバリエーションがある場合のみ表示される。男性オブジェクトの場合は、Nailは表示されない。

メイクは目元のアイライン、口元(リップ)、チークなどのカラバリが用意されている。場合によっては顔全体の肌の色、眉毛、まつ毛、目の一重(ひとえ)、二重(ふたえ)などがキャラによっては選べるケースがある。

メイクはテクスチャの重ね合わせで実現されているので、スッピンもケバい化粧も思いのままというわけ。

ただ、テキトーにメイクするとたちまちブス顔の出来上がりとなってしまう。美人への道は険しいのだ。

服を着せる

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)で、Clothingを選択。
服にチェックをつけると着る、チェックを外すと脱ぐ

いったん服を脱がしたい場合は、Sort byで「Active Only」にチェックすると着てる服だけが出てくる。

服の名前に「Sim」とついているものは、物理演算で布がひらひらするタイプの服。Clothing Creatorは、DAZ形式の服データを外部から服アイテムを取り込むためのものだ。DAZ形式のデータは、DAZ STUDIOという無料ソフトで扱うことができる。

Poser覚書 3Dの人モデルを操作するツール
DAZ Studioは、無料会員登録すれば、無料で使える。 PoserからDAZ STUDIOへ なんでDAZ STUDIO始めたの? 私は絵がうまく描けないが、漫画を描きたかった。 そこで思いついたのが、3DCGの画像を組み合わせて漫画を

服アイテムの中には、テクスチャが複数用意されているものがある。

シャツ、スカート、上着、靴下、靴、パンツ(下着)などいろんなタイプが用意されている。ストッキングやルーズソックス、ニーソやブルマなどのフェチっぽいコスプレ系のコスチュームを集めまくりたいところ。

服のテクスチャを切り替えるには、アイテムのCustomizeをクリック

Clothing Options画面にて、Mainをクリック、Texturesをクリックし、Main Textureのスライダーをドラッグして服のテクスチャを切り替える。

すごい柄のやつが出てきた。

髪を生やす

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)で、Hairを選択。
髪にチェックをつけると着る、チェックを外すと髪がなくなる

髪名に「sim」ってついてるやつは、物理演算でサラサラする髪だ。Hair Creatorは、物理演算髪を自分で作れる機能。

髪アイコンのCustomizeをクリックで、テクスチャ(髪色)が変えられるものもある。

髪は頭皮パーツと前髪、後ろ髪が何パターンも用意されている。ポニーテール、ツインテール、お団子などなどたまにモヒカンなど使い道に悩むものもあり。

VRで髪をスタイリングできるモードが用意されていて、それはそれで楽しい。

髪アイコンのCutomizeをクリック。Hair Options画面が表示される。
Mainタブをクリックして、New Textでスライダーをドラッグして髪の色を選ぶ

顔の造形を変える Morphを適用

顔を変えるには、Morphと呼ばれるポリゴン変形用のデータを適用する。

Person AtoM Menu(人間オブジェクト用メニュー)で、Female Morphsを選択。
CategoryをMorph/Headに変更、3のスライダーを調整して顔を変える。

Morph/Headに並んでいるスライダーは、デジタルフィギュア販売サイトDAZの有料フィギュアの名前がついている。もともと有料のものを、おそらくVaMがライセンス料を支払っているおかげで、我々は自由に使えるというわけだ。

キャラ作りに自信がない場合は、このカテゴリのスライダーを一つだけ1.0に変更してみよう。それだけでバランスの良い顔の出来上がりだ。

たとえば、Teen Josie Headというスライダーは、DAZのTeen Josie 6のこと。


Teen Josie 6 

こんなティーンなキャラを取り込んでいいのかなぁ、という気がするけども使えるようになっているのでしょうがないのだ。

なお、他のスライダーに値が入っていると、妙な顔になってしまうことが多いので、以下の方法でいったんMorph(モーフ)の値をリセットしてから作業したほうがいいだろう。

モーフは、キャラクタを構成するポリゴンの差分変形データ。パラメータスライダーを100%に近づけると、指定されたシェイプに変形していくのだ。

Morphの値をリセットするには、Female Morphs→Default…→Allを選択すればOK

なお、腕に自信がある人は、目、鼻、口に体型もイジって、完全なオリジナルキャラをつくり上げるのもいいだろう。

Categoryには、大きくわけて名前が「Morph」で始まるものと、「Pose」で始まるものがある。キャラメイクには、「Morph」で始まるものを選ぼう。

MorphもPoseもキャラクターを変形させるデータである点は同じだ。だが、Morphを山田さんを高橋さんや田中さんに変えてしまうデータであるのに対し、Poseは山田さんを笑わせたり、困り顔にさせたりするデータなのだ。

VaMのキャラメイク Twitter(Oronan氏製)

Oronanさん (@oronan17) / Twitter

VaMのキャラクターを多数リリースしているOronan氏のツイッター。日本製の3D格闘ゲームに出てきそうな美少女キャラたちがたくさん。よく出来たキャラをお手本にしてキャラメイクするのが良いのかもしれない。

「このキャラがVaMで実現できる」という目安にもなると思う。

Patreonにて、無料キャラ、有料キャラが配布されている。

参考)oronan is creating Looks for VAM | Patreon

VaMのキャラメイク VaM Japan(MaF氏製)

VaMといえばこのサイト。

10代のティーンモデルふうの「オルチャンメイク」っぽいオリジナルキャラクターHanaがリリースされている。

参考)MaF’s オリジナル キャラクター#1 : Hana | VaM Japan

可愛い日本人の顔を目指して制作されたとのことで、キャラクターと髪がセットになっている。BoothまたはGumroadで購入することが可能。値段は500円。

個人的な感覚では、この作り込みで500円は破格だなぁ。VaMがもっとメジャーだったら2,000円~3,000円くらいでもおかしくない感じ。

まとめ

  • キャラカスタマイズは、VR機器を使わずに普通のディスプレイとマウスで操作する「デスクトップモード」の方が作業しやすい。
  • キャラカスタマイズの画面には、キーボードのu→e→nを順に押すと簡単。
  • 人間型オブジェクトが複数居る場合は、nキーで対象が切り替わるので注意
  • 髪や服アイコンのCustomizeをクリックで、テクスチャが切り替えられるものもある。
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