VAM Scenesから、面白便利なプラグインを紹介してみたい。
VaM自身のバージョンアップが早く、古いプラグインはどんどん使えなくなっていくため、こまめに更新をおこなうプラグインが定番として生き残っている感じになっている。
最新版プラグインを探すには、r/VAM Scenes Directoryというサイトで、プラグイン名を入れて検索し、最新バージョンを使うのが確実そう。
基本的なプラグインの設定方法
プラグインごとに異なるが、ざっくり大きな流れとしてはこんな感じ。
- ダウンロード&解凍
- 解凍したファイルをVaMインストールフォルダの指定の位置にコピー
- VaMを起動して、人間AtoMのプラグインに拡張子csファイルを指定(clistとかの場合もあり)
- プラグインの設定画面を開いて、設定&操作する
E-Motion
人間型Atomのプラグインに設定すると、感情がある人間のように振る舞う。バージョンアップを重ねていて、ファンも多いようだ。
E-Motionのバージョン1.6.2は、新しいインターフェイスと更新されたヘルプファイルにより、ユーザーフレンドリーになり、感情のさまざまな領域に簡単にアクセスできるようになりました。
新しいUIでは、UIのどのセクションを同時に表示するかを選択できます。左側のオプションには左側のスライダーが表示され、右側のスライダーには右側に表示されるため、アクセスしやすいようにキーオプションを並べて開くことができます。
柔軟性のために、複数のオプションを一度に選択できます
VaM1.18では、顔と目線が微妙に動くだけだった。設定が間違ってるのかな…。
公開ページ
Patreonに公式サイトが移った。メンバーシップが2ドルで買えるけど、E-Motion自体はメンバーシップがなくてもダウンロード可能。気に入ったら寄付してね、という意向のようだ。
なお、Patreonへのアカウント作成は必須(無料)
インストール方法
解凍したら、全部のファイルをVAMのインストールフォルダ以下にコピーする。
設定方法
人間型Atomの、Pluginに登録するタイプ。
シーンに人間が一人いる前提で話を進める。
- Toggle Game UIをクリック(ショートカットはUキー)
- Edit Modeをクリック(ショートカットはEキー)
- 人が二つ並んだアイコン(Cycle Select Person Atoms)ショートカットはNキー
- ウインドウ右上が「Person」になってるのを確認(シーンに二体以上人間がいる場合)
- Pluginsをクリック
- Add pluginをクリック
なお、E-Motionのインストールフォルダは、VAMインストールフォルダ\Custom\Scirpt\E-Motionだ。
Open Custom UIをクリックで設定画面が開く。
こちら設定画面。
Load Presetで、振る舞いを変えられる。
とりあえずコレを選んで置くと、触れたりしたときに、うっとりと嬉しそうな反応をするようになる。
それぞれのPresetの違いはよくわからなかった。
Pose to Pose 全身アニメーション
指定したポーズとポーズを保管してくれるプラグイン。緩急つけたアニメーションをつけるのに役立つ。
前転 Ver.0.1 Pose to Poseプラグイン使用。#VirtAMate pic.twitter.com/HERcLT7Exc
— かぶき (@kabukinger) March 12, 2020
VAM 1.17は、私のスクリプトが依存していたいくつかのコードを更新しました。これらは現在、最新バージョン用に更新されています。
通常通り、私のgithubですべてのプラグイン(未リリースのものを含む)を入手できます
具体的な使い方は別記事に追記していく。
Compliance 人間を押し倒したり引き起こしたりできる
押したりひっぱったりすると、倒れたり立ち上がったりするプラグイン。軽く押してバランスを崩すと、よろけたりする。
VaM 1.16の新しいComplyモードを使用するように更新されました。2.0に比べて、動きが少しスムーズになり、ジョイントごとに少し制御しやすくなります。特に、ひざを押すと、横になっているときの方がずっとうまくいきます。唯一の新機能は、このバージョンでは物理スプリング設定が変更されないため、グラブやアニメーションなどが混乱することはなく、コンプライアンス設定のみがプラグインによって変更されることです。
VRの世界で、アバターに干渉することができるすごい技術。VaM1.16では動いていたようだが、1.18では動きが怪しい。
Regolo Engine 女性Atom自動操縦
意志を持っているかのように周囲をウロウロする。アニマ(ラテン語で命・魂)を設定すると、性格のようなものを設定できる。
基本的に、それはあなたが彼女のために選択した性格に応じて少女を動かし行動させるプラグインです。すべてのアニメーションは完全に生成され、コードによってトリガーされるため、実行ごとに異なる可能性があります。まだ若い製品ですが、多くの制限がありますが、これまでのところどのように進化しているかに満足しています。
自由に動いたり、積極的に迫ってきたり、奴隷のように後をついてきたりなどなど。なめらかなアニメーションつき。
VaM 1.18でもバッチリ動作する。
インストール方法
Toggle Game UI→Edit Mode→画面左端アイコン→File(Open/Save)→Loadから、付属のシーンを呼び出す。
女性キャラのPluginに、付属のDLLファイルを指定する。
オプションで指定するAnimaによって女の子の動きが変わる。お手軽にエロシーンが見られるのは良いことかも。
2体に指定したり、男性Atomの位置を動かしたりすると動きがおかしくなる。
Doll Master ver2.0 簡単にシーンを作れるプラグイン
ポーズから、ピストン運動モーションを簡単に作るツール。以下のツールも同梱されていて、エロシーンをオールインワンで作れる感じが便利。
- ペチンペチンと肉のぶつかり合う音と、喘ぎ声
- 表情
- 目線制御
VaMのバージョンアップにともない、指定されたインストールそのままでは動かなくなっているため、以下の「インストール方法」に記載したように手動コピーが必要。
>Dollmaster for 1.7+ update : VAMscenes
インストール方法
フォルダ構造がVaM旧バージョンを前提としているので、適切な位置に手動でコピーする必要がある。
これは、ある程度Vamの構造をわかってないと理解できない。せっかく便利なので、フォルダ再編成版をリリースしてほしいところ。
※それぞれ以下のフォルダにコピーする。
-
Script → Custome/Scripts
- morphs → Custom/Atom/Person/Morphs/female/dollmaster
-
scene → Saves/Scene/ Dollmaster
使い方
- Toggle Game UI(ショートカットキー:U)をクリック
- Edit Mode(ショートカットキー:E)をクリック
- 人が二人居るアイコン(ショートカットキー:N)をクリック。人間型が複数の場合は、右上の表示が「Person」になるまで、何回かクリックする。
- Pluginsをクリック
- Add Pluginをクリック
- Select Fileをクリック
上の緑の字をクリックすると、人間の見た目を変えたり、服を全脱がししたり、半脱がし(Expose)したりできる。
Doll Masterまとめ
ポーズがひとつあれば、自動的にピストン運動モーションを作ってくれるので、単純なシーンを量産するのが楽になるツール。
作者のプラグインは、Githubで管理されていて、これによるとDoll Masterのコードは3ヶ月前に何かしら修正されていた。
Sex Assist Plugin 男女の局部を正確に融合
男女のカラミのシーンを作るときに、正確に結合させるのってけっこうたいへん。
それを一発で正確に、直球どまんなかにブチ込むのがこのプラグインだ。簡単なピストン運動的な動きもつけられる。
位置合わせをしたあとは、Doll Masterで動きをつけるほうがいいかなぁ。
男女の人間型Atomをシーンに呼び出し、女性側のPluginにSex Assist Pluginを設定する。
とりあえず緑のボタンをクリックすると、人間がひゅう、と飛んでいって結合する。結合箇所はマン(Vagina)のほか、口(mouth)、シリアナ(Anus)が選べる。
緑ボタンが2個あるのは、マンをチンの方に動かすのか、チンをマンの方に動かすかの違いだ。
男女とも、ある程度ポーズをつけて、さああとは位置を合わせて挿入するだけだという段階でこのプラグインを動かすのがよいだろう。
専用のポーズ集も配布されている。
>Pose Pack for SexAssist plugin : VAMscenes
※Ver1.19.2で動かなくなっていた…!と思ったら、新しく追加された男性Skinを適用すると、Targetに男性Atom名が出てこなくなるのだ。何か命名規則的なものを使って男性Atomの有無を判定しているのか。
Orifice Aligner Plugin 位置合わせツール
別の位置合わせツールを発見。
Orifice Aligner Plugin : VAMscenes
女性のPluginに設定して使う。
Target Characterに男性を、Target Orificeに結合部分を指定して、「Control Position」「Control Rotation」にチェックを入れると結合しに行く。
だけど、結構な勢いで結合しに行くので男性Atomと女性Atomが謎のダンスを踊るような状態に。
微調整はX,Y,Zのスライダーで合わせるっぽい。
位置合わせのみに特化した、シンプルなツールだ。
画面特殊効果プラグイン PostMagic By MacGruber
カメラ移動時にブレをつけて滑らかに動いているように見せるモーションブラー、画面の四隅を暗くしてシネマ感を出すビネット、光の強さを表現するブルーム、奥行きを表現するデプスオブフィールド(DOF)などの画面効果の詰め合わせ。
▲DOFの例 足の裏がボケていて、顔にピントが合っている。
オリジナル版と、VAM JAPANでカスタマイズ・配布しているバージョンがある。
オリジナル版:PostMagic:VRで動作するVaMのポストプロセッシング:VAMscenes
VAM JAPANカスタマイズ版:【プラグイン配布】Virt A Mateのグラフィックを向上させる「PostMagic」の使い方 | VaM Japan
まとめ
とても便利なプラグインばかりだが、更新が止まって最新版では動かなくなるケースが少なくない。